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指定した桁で数値を切り捨てるには
見積書の「小計」の1000円未満を切り捨てることにします。切り捨てはROUNDDOWN関数で実行します。ここでは、切り捨てた金額を「調整」欄に表示します。
ここで使用しているファイルは、できるシリーズのホームページからダウンロードできます。
http://dekiru.impress.co.jp/
ここで使う関数
1小計を計算する
「金額」欄の表示はIF関数で処理する 詳細を
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ここで利用する見積書の「金額」欄には、あらかじめ関数式が入力してあります。「金額」は単純に「単価×数量」で求められますが、この計算式では「単価」と「数量」の両方に数値が入力されていないと、エラーが表示されます。「単価」だけが入力され「数量」が未入力の場合は、「0」が表示されます。「金額」欄は、エラーだけでなく「0」も表示させたくありません。そこで、「金額」欄は、IF関数を使い、D列(数量)が空白の場合は空白を表示し、そうでない場合は「単価×数量」の計算を行うよう指定しています。
2ROUNDDOWN関数を入力するセルを選択する
間違った場合は
関数を入力するセルを間違えたまま関数を選択してしまったときには、[キャンセル]ボタンをクリックし、手順1からやり直します。
3ROUNDDOWN関数を選択する
4[数値]を指定する
5セルを選択する
6[桁数]を指定する
桁数を指定するには 詳細を
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ROUDDOWN関数で[桁数]を指定する数値は、小数点以下の桁を指定するときは正の値を、整数部の桁を指定するときは負の値を指定します。

●ROUNDDOWN関数の引数[桁数]に指定する値の例
7関数式に続けて数式を入力する
間違った場合は
数式バーでの入力を間違えてしまったときには、間違えた文字をBackspaceキーを押して削除してから入力し直します。
8「調整」の額が表示できたことを確認する
マイナスの値が自動的に赤字になるのはなぜ? 詳細を
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セルの書式設定に「桁区切りスタイル」や「通貨表示形式」などが設定してある場合、マイナスの値は自動的に赤字になります。調整金額の表示されるセルE18は、[通貨表示形式](なし)が設定してあるため赤字で表示されます。
9合計を計算する
「切り上げ」や「四捨五入」をするには 詳細を
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数値を指定した桁数で切り上げるには、ROUNDUP(ラウンドアップ)関数を使用します。また、四捨五入するにはROUND(ラウンド)関数を使用します。なお、ROUNDUP関数もROUND関数も、引数を指定する方法はROUNDDOWN関数と同様です。
書式設定で小数点以下が自動的に四捨五入される 詳細を
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セルに「桁区切り」や「通貨形式」などの書式を設定すると、小数点以下は自動的に四捨五入され、小数点以下の値はないように見えます。ただし、四捨五入されるのは表示のみです。セルに入力された数値そのものが四捨五入されているわけではありません。小数点以下の値をROUNDDOWN関数で切り捨てるときには、セルの書式を「標準」にし、小数点以下の値が表示されている状態で行いましょう。
小数点以下の切り捨てはINT関数を使う 詳細を
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小数点以下の値を切り捨てて整数にする場合は、INT(インテジャー)関数が便利です。INT関数の引数には、小数点以下を切り捨てる[値]を指定するだけで桁数の指定は必要ありません。
桁数を間違いないように指定する
ROUNDDOWN関数は、値を指定した桁で切り捨てます。この関数を利用するには、桁数を慎重に指定する必要があります。[桁数]には、正の値、0、負の値を指定しますが、小数点以下の桁を指定するのが正の値です。小数点以下の桁は0より小さいことから間違って負の値を指定しがちです。逆に1の位、10の位を指定するのが負の値です。桁が大きくなるので間違って正の値を指定しがちです。[桁数]に指定する正の値、負の値は間違って逆に指定してしまうことが多いので気をつけましょう。また、ROUNDDOWN関数は、結果を見ても正しく「切り捨て」が行われたのかがわかりにくいので注意が必要です。たとえば、1000は10の位で切り捨てても100の位で切り捨てても、小数点以下で切り捨てても結果は同じ1000です。このような例では[桁数]の指定が間違っていても気づきにくいので、とくに注意しなくてはなりません。

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出典

ここに掲載した内容は、以下の書籍から抜粋しました。
できるExcel 2007 関数編 Windows Vista対応できるExcel 2007 関数編 Windows Vista対応
著者:尾崎裕子&できるシリーズ編集部
発行:株式会社インプレスジャパン
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【著者プロフィール】
プログラマーの経験を経て、コンピュータ関連のインストラクターとなる。企業におけるコンピュータ研修指導、資格取得指導、汎用システムのマニュアル作成などにも携わる。現在はコンピュータ関連の雑誌や書籍の執筆を中心に活動中。主な著書に「できる大事典 Excel 2007 Windows Vista対応」(共著)(インプレスジャパン)、「新しいExcel関数の教科書1 仕事で使える計算と関数の基礎」(共著)(技術評論社)などがある。

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