呼吸の間を作るには 人間が歌う場合、どこかのポイントで息を吸わなくては、歌い続けることはできません。その呼吸の間をVOCALOID2でも再現してみましょう。
楽譜の音符は楽器を演奏することを前提としているため、このレッスンで行っているように息継ぎのための休符は書かれていません。そこで問題になるのは、もともとの音符をどれくらいの長さに短くするかです。厳密なルールはありませんが、休符が短いと息継ぎの効果が出にくいので、もともとの音符を半分に、たとえば2分音符なら4分音符にする程度が、自然な息継ぎ感を演出できる目安となるでしょう。
手順2で[LENGTH]、[QUANTIZE]の設定が間違っていると、レッスンのとおりに音符が編集できません。手順2を参考にもう一度、設定し直します。
音符の長さはグリッドラインに沿って変更される
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音符の長さを編集するには、入力された音符を選択し、音符の境界を左右にドラッグして変更します。
楽譜の音符は楽器の演奏を前提としているため、ボーカルにおける呼吸の間は、休符としては書かれていません。そこで一部の音符を変更して短くすることで、歌声に呼吸の間を作り出します。
音符の編集を間違った場合は、再び左右にドラッグして4分音符の長さに修正します。
音符を編集して、シーケンストラック上が空白となった部分は、歌声が出ない休符となります。人間が歌う場合、呼吸をしている間は声が出ません。VOCALOID2では音符を編集して、音符の空きを入れることで、人間が歌っているような呼吸の間が作り出されます。
楽譜に記載されている音符は楽器を演奏するための情報なので、そのままVOCALOID2に入力してしまうと呼吸の間がなく、声が途切れない機械的な歌声になってしまいます。そこであえて音符を編集し、休符を入れることで人間の歌声に近づけます。ここでポイントとなるのは、休符を入れる場所、つまり呼吸の間をどこに入れるかです。あまり頻繁に呼吸しているのも不自然です。曲調にもよりますが、2小節に1回を目安に、自分で軽く歌ってみながら呼吸するポイントを探してみてください。
ここに掲載した内容は、以下の書籍から抜粋しました。 できる初音ミク&鏡音リン・レン VOCALOID2&Windows Vista/XP対応 著者:藤本健・大坪知樹&できるシリーズ編集部
発行:株式会社インプレス
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【著者プロフィール】藤本健 ライター兼エディター。PCベースのMIDI、オーディオ、レコーディング関係の記事を中心に執筆している。またAll About JapanのDTM・デジタルレコーディング担当ガイド、インプレスAV WatchなどWebメディアでも活躍中。主な著書に「コンプリートDTMガイド・ブック」「Cubase4 Series 徹底操作ガイド」(リットーミュージック刊)、「MASTER OF SONAR 6」(BNN新社刊)などがある。大坪知樹 フリーライターとしてPC関連の雑誌や単行本を中心に執筆。CDやDVDなどのメディアやドライブに関するネタを得意とする。YMOの「ライディーン」がシンセとの出会い。以降、リスナーとしてテクノを中心としたエレクトロミュージックを追いかける一方、DTM関連にも携わってきた。
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